プラスチックを焼却炉に入れるとどうなると思いますか?
もちろん、「燃える!」のですが、プラスチック系のごみは、燃やすと有害ガスが出ることがあります。
また、有害ガスが出ないといわれているプラスチックでも、燃やすと焼却温度が急激に上がって、光化学スモッグの原因となる窒素酸化物が発生しやすくなります。
いずれも「燃やしてはいけないごみ」なのです。
プラスチックの中には「可燃ごみ」なのか「不燃ごみ」なのか迷うものがたくさんあります。その代表選手が袋類。パンの透明の袋、ポテトチップスや冷凍食品などの銀色の袋、1粒づつあめを包んである小さな袋・・・。
これらはプラスチック系のごみです。
また、「この袋は焼却しても有害ガスを出しません」と表示されているスーパーの袋もありますが、プラスチックはプラスチック。できるだけ燃やさないに越したことはありません。
いろいろな形に変身した"隠れプラスチック"に惑わされないことが大事です。
車の排出ガスに含まれる「窒素酸化物」や「粒子状物質」は大気汚染や呼吸器系疾患の原因といわれています。
これらの物質の排出量が少ない車が低公害車です。
低公害車は「二酸化炭素」の排出量も少なく、地球の温暖化防止にも有効です。
低公害車には、排ガスがまったく出ない「電気自動車」、家庭用の天然ガスを燃料とし、排ガスの中に粒子状物質がほとんど含まれない「天然ガス車」、二つの動力源を組み合わせることで省エネルギー化も図った「ハイブリット車」などがあります。
環境にやさしいのに、低公害車が普及しにくい理由のひとつは、動力源となる電気や天然ガスの充てん所が少ないこと。現在では少しずつではありますが、天然ガスの充てん所が作られ、「マイカーに低公害車」という選択肢も少し現実的なものとなってきました。
最近では、ガソリン車の中にも排ガス規制を大幅に下回る車も登場し、このような低公害車などを購入した場合は自動車税などが軽減されます。これから車を買うときには、値段、性能、デザインだけでなく「環境にやさしい」という基準もお忘れなく。
地球環境を守るために何ができるのでしょうか?
「マイカー通勤を控え、ちょっとくらいなら歩こう。」
健康のためにも実行してみたいものです。
「カバンの中に買い物袋を入れる。」
そうすることで、市内で年間約1億枚のレジ袋が、確実に減ります。
「車を荷物置場にしない。」
車のトランクにレジャー道具を積みっぱなしにしていませんか。余計な荷物はガソリンの無駄遣いになります。
このように、家庭でだれもがすぐにできることもあれば、事務所などで取り組みたいこともあります。
「使用済みのコピー、ファクス、印刷用紙の裏面を利用しよう」ということは、事務所などから出る紙ごみの減量につながります。
また「工場や事務所を緑化して気持ちよく」という提案は、屋上などを緑化することで冷暖房効率を上げたりまちの景観を良くしたりすることになるのです。
いくつかの行動が習慣になれば、もうあなたは立派な地球人です。
庭木を見てると、確かに美しいのだが、そこには自然を人間の都合に合わしている強引さが目立つ。
公園を歩いていてもやはり樹木は整理され、バランスの整った美しさを醸し出している。山に登れば、人工林が広がり、何かしらさめたものを感じる。
河岸や海岸はどこまでもコンクリートに固められ、舗装された道は大地の呼吸を遮っている。
都会は自然を箱庭化し、身近に再現しようとするのだが、本当の自然はもはや戻ることはない。なぜなら自然を再現しようとすれば、都会はその機能をかなり失わなければならないだろう。
今や、本当の自然を身近で見ることが難しい。それでも、人間は自然を求める。その結果が、整然と刈り込まれた樹木であったり、公園の中に作られた人工河川であったりする。
いずれにしても、どうも自然とのいい関係にはほど遠いように思える。だからといって、自然を捨て去ることはできない。そう考えると、箱庭であろうが、自然を再現し、バランスよく眺めようと言うのは、次の段階、自然環境の保全につながっていくのかもしれない。
身近な自然、それが、現代人では不足しているのだ。



